「基本的なオブジェクトを作ってみる」の項では「球」を作成しました。
ここでは[基本図形]コマンドを使って新たに「直方体」を作成し、オブジェクト(点・辺・面)の選択と移動を行ってみましょう。
[メニュー > ファイル > 新規作成]を行い、ドキュメントを新規作成します。ビューに何も無い状態にします。
[基本図形]コマンドを
クリックします。
サブパネル[基本図形]から[直方体]を
クリックします。
ビューに直方体がワイヤー表示されました。
直方体は初期状態では「面数: 6 / 頂点数: 8」ですが、[分割数]を変更して直方体を作成してみます。
下図のように3D画面上の[分割数]をクリックし、[+]をクリックしてXYZすべての分割数を[3]にします。
3D画面上の[作成]を1回だけクリックします。面分割された「面数:54 / 頂点数:56」の直方体が作成されました。
[選択]コマンドを
クリックします。
選択サブパネルが[通常]になっていること確認します。
「編集オプション」の[点]・[辺]・[面]・ボタンがすべてONになっていること確認します。
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| 選択サブパネル[通常] | 編集オプション [点]・[辺]・[面]・ボタンすべてON |
作成された直方体はすべての点・辺・面が「選択」されている状態です。辺と頂点がグリーンになっています。
次に、非選択状態にしてみましょう。[メニュー > 編集 > すべてを非選択]を行います。
頂点と辺がすべてピンクになりました。これが「非選択」状態です。
再度すべてを選択するには、[メニュー > 編集 > すべてを選択]を行います。
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| 点・辺・面 すべての要素が選択された状態 |
非選択状態 |
非選択状態の直方体を使って「点・辺・面」の選択操作をしてみましょう。
| 要素にマウスカーソルを あわせると黄色になる |
クリックすると選択完了 | ||
| 面 | ![]() |
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| 辺 | ![]() |
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| 点 | ![]() |
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選択状態の要素を
クリックすると非選択になります。
[選択]コマンドの[通常]がアクティブなとき、Shiftキーを押しながら頂点・面を
ドラッグすると、連続的に選択・非選択できます。(辺に対しての選択は出来ません)
オブジェクトの点・辺・面、すべての要素を選択することで、オブジェクト全体を移動できます。
[メニュー > 編集 > すべてを選択]を行い、[移動]コマンドを
クリックします。
移動ハンドルを
ドラッグし、直方体全体を移動させることができます。
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| 移動ハンドルの青い矢印に マウスカーソルをあわせると、 水色になる |
ドラッグすると、 選択した要素が移動する |
下図の青色で示す複数面を選択し、移動させてみます。
[メニュー > 編集 > すべてを非選択]を行います。
[選択]コマンドを
クリックします。
サブパネル内で[通常]が選択されている状態で、Shiftキーを押しながら面を複数
クリックして選択します。
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![]() |
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| Shiftキーを押しながら面を複数クリックして選択する | ||
[移動]コマンドを
クリックします。選択した面のみをハンドルを使って移動できます。
[選択]コマンドを使わずに、1つの頂点を移動させてみます。
[メニュー > 編集 > すべてを非選択]を行い、[移動]コマンドを
クリックします。
頂点にマウスカーソルを合わせて、黄色くなった頂点を
ドラッグすると移動できます。
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| 頂点をドラッグして移動 | 移動した結果 |
また、頂点を移動中に
右クリックすると、最も近くにある別の頂点と結合することができます。
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| 頂点を移動中に 右クリックする |
最も近くにある別の頂点と結合することができる | |||
![]() オブジェクトの 構成要素と表示 |
![]() ドーナツを作ってみよう |

